久々の時計台ホールでのコンサート!【そらブログ vol.6】
こんにちは。ピアノの前田朋子です。
7月も後半に入り、北海道でも真夏日どころか猛暑日にもなる地域が続出。
暑さが身体に堪える毎日が続いております。
この暑さが本格的になり始めた7月14日、
奏楽では実に1年半ぶりとなる自主公演
『奏楽・音楽の小部屋 in 時計台』が開催されました。
ご来場くださいました皆様、そして、配信視聴でご予約くださいました皆様、
本当にありがとうございました。
皆様の応援のおかげで、無事に公演を終えることができました。
世の中がコロナ禍に翻弄され、生演奏を気軽に楽しむことができなくなって、早1年以上が経とうとしています。
昨年の3月以降、決まっていた奏楽のコンサートが軒並み延期・中止となったときは、
非常事態を強く感じ、不安の毎日でした。
少しでも、応援してくださる皆様に音楽をお届けしたいと、
毎日の演奏配信「音楽の小部屋」などを通して、
パソコンやスマホの画面を通した演奏活動を行ってきました。
また今年に入ってから再び状況が悪化し、さらに事態が長期化することが現実のものとなってからは、
「この状況がいったいいつまで続くのか、いつまで我慢すればよいのか…」と
葛藤する毎日でした。
そんななかでも、「早く演奏会にいきたい」「奏楽の皆さんの演奏を聴きたい」とメッセージをくださる方、
様々な形で応援をし続けてくださる皆様に支えられ、
「小さな規模から自主公演での演奏会を再開してみよう」と、
今回の演奏会を企画いたしました。
少しでもリスクを減らして演奏をお楽しみいただけるよう、
お客様には完全予約制、さらには入場料の事前お支払いにもご協力いただき、
受付での混乱もなく、ゆったりと演奏をお楽しみいただきました。
また、時計台ホールでは初めて、本格的な機材を持ち込んで演奏の録音・撮影も行い、
コロナ禍ならではの、新しい奏楽の演奏会の形となったのではないかと思っております。
そして何より、私たち演奏家にとって、
お客様の前で演奏できることが、どれほど貴重で、ありがたいことかを、
改めて実感できた一日となりました。
お客様が聴いてくださることで、自分でも予想しなかった力が発揮でき、
唯一無二の演奏ができたと思います。
「やっぱり、演奏会をしたい!生演奏を聴いていただきたい!」
奏楽ではこの想いを実現するべく、
8月末にもコンサートを企画いたしました。
(速報です!!)
『奏楽・音楽の小部屋 in 奥井理ギャラリー』
8月31日(火)よる19時開演
会場:奥井理ギャラリー(札幌市中央区旭ヶ丘5丁目6-61)
出演:長谷川加奈(ヴァイオリン)、今井佑佳(ヴィオラ)、前田朋子(ピアノ)
プログラム:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K.423(モーツァルト)
ヴァイオリンソナタ 第3番 ニ短調 op.108(ブラームス) 他
入場料:2,000円(事前予約制、限定50席)※配信も行う予定です。
チラシが出来上がり次第、またご案内させていただきます。
次回もぜひ応援していただければ幸いです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。