オーボエのリードができるまで 特別な動画もあります!【めだかの学校・音楽教室 第4回】

皆さん、こんにちは。
オーボエの岩崎です。
大変ご無沙汰しておりましたが、久しぶりのブログ投稿になります。
さて先日、「ちえりあ学習ボランティア企画 さっぽろ市民カレッジ」という企画で、
オーボエについての講座と演奏を行う機会をいただきました。
コンサートのなかで、オーボエの説明を簡単に行うことはよくありますが、
このような大規模な形で開催するのは、初めてのことでした。
オーボエを語るうえで欠かせないものに、発音体(リード)があります。
このリードは、演奏者が自分で作るものです。
ひとつのリードができるまでには、様々な材料や器具、そしてたくさんの工程が必要となります。
そのことを、講座に来ていただいた方に知ってもらいたいと思い、
リードづくりの工程を自分で撮影・編集した動画を、
当日ちえりあホールの大きなスクリーンで受講者の皆さんにご覧いただきました。
その動画がご好評をいただきましたので、再編集したものを奏楽のYouTubeチャンネルにて公開させていただきます。
オーボエに興味がある方も、オーボエのことをよく知らない方にも、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
(このブログの一番下に、YouTubeのリンクがございます)
お世話になりました皆様、ありがとうございました。
【特別企画】オーボエのリードができるまで
岩崎弘昌
滝川市生まれ。国立音楽大学を卒業と同時に札幌交響楽団に入団。87 年ドイツのハンブルク国立歌劇場管弦楽団の研究員として、ライナー・ヘルヴィッヒのもとで研鑽を積む。88 年帰国後、札響に復帰。その後、ソリストとしても活躍の場を拡げ、95 年には東京文化会館でリサイタルを開催し好評を博す。2008 年より札幌及び近郊在住の若手演奏家と共にアンサンブルグループ・奏楽(そら)の活動を始める。2020 年 11 月、札幌交響楽団を定年により退団。現在、NPO 法人奏楽理事長を務め、音楽を通じての社会貢献活動、道内外各地での演奏活動を精力的に行っている。