ヤマハCSグランドピアノ、再生!【そらブログ vol.18】
皆様、こんにちは。
9月ももうすぐ終わり。
今月は2つの大きな台風の影響もあり、大変な被害が出てしまった地域もありました。
被害に遭われた皆様、今なお不自由な想いをされている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
おかげさまで、アンサンブルグループ奏楽の活動も、9月に入って活発になってきました。
一部延期となった公演もあったものの、ほぼ予定通り行うことができました。
なかでも、久しぶりの自主公演を滝川と札幌で行い、両会場とも多くのお客様にお越しいただけたことは、
とても嬉しい出来事でした。
ご来場くださった皆様、開催に際しご協力くださったたくさんの皆様に、改めて深くお礼申し上げます。
開催から日が経ってしまいましたが、
9月10日、中秋の名月の夜に行われた滝川でのコンサートの様子をご報告させていただきます。
(ブログ冒頭の画像は、公演当日に滝川市美術自然史館の職員さんが望遠レンズを使って撮影された、満月の写真です!)
公演の一週間前に滝川に伺い、故・河原裕康先生愛用のグランドピアノを
滝川市文化センターから美術自然史館へと移設するところを見学させていただきました。
たくさんの方のお力添えとご苦労によって、このグランドピアノの移設が実現できたことを肌で感じ、
身が引き締まる思いでした。
今回移設されたグランドピアノは、50年ほど前に作られた「ヤマハCS」という、現在生産されていないタイプの
コンサート・グランドピアノです。
この大きさのピアノが、ご家庭に置かれていたとは…!
湿気の多い場所で一年以上眠っていた状態から、急に環境の違うところへ移動したピアノ。
移設後、まる一日かけてメンテナンスと調律をしていただきました。
眠りから醒めたばかりのピアノは、まだ安定しきれていない部分もあったものの、
コンサート本番では、豊かな響きと深い音を、お客様に聴いていただくことができました。
個人的にも、貴重なピアノを奏でることができ、とても嬉しいひとときでした。
なお、滝川のコンサートでは、私たちの演奏だけでなく、
滝川市婦人会の皆様による『滝川音頭』のご披露や
子ども科学館の坂下博幸先生による『科学のお話』のコーナーなど、
盛りだくさんの内容となりました。
美術自然史館に移設されたグランドピアノは、今後もNPO法人奏楽が管理し、定期的にメンテナンスを行うと共に、
多くの皆様に気軽に音楽を楽しんでいただけるよう、
『滝川市美術自然史館ロビーコンサートシリーズ』と題して、コンサートを企画してまいります。
次回は、11月23日(水・祝)に、芦別市出身のピアニスト、高橋裕希子さんによるリサイタルです。
また改めてご案内させていただきますので、どうぞお楽しみに!
自主公演のほかにも、9月は
・江別市えぽあホールにて、『北海道五十三次コンサート』第1回公演
・増毛町文化センターにて、15回目となる『音の夕べ』
・3年ぶりに対面での実施となった、高知県安芸市内の小学校での『人権コンサート』
などなど、多くの地域で公演を行うことができました。
お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。
長くなってしまいましたが、最後に…
10月も各地で奏楽のコンサートを行います!
・10月6日夜 清水町・文化センター ロビーコンサート
・10月8日午後 留萌市・留萌文化センター 『北海道五十三次コンサートin留萌』
・10月19日夜 斜里町・ゆめホール知床での自主公演『斜里町との絆コンサート』
・10月22日夕方 広尾町・サンタランド点灯式イベントでのコンサート
など、各地で一般のお客様向けのコンサートも予定しております。
当ホームページ、Facebookページでもご案内させていただきますので、
またぜひ、コンサート会場でお目にかかれたら嬉しいです。
これからも応援よろしくお願いいたします!