モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲【そらブログ vol.2】

皆様お久しぶりです。
ヴァイオリンの廣瀬綾です。
6/17付の【そらブログvol.1】でもお伝えさせていただいた、モーツァルト協奏曲の収録本番が、先日無事に終わりました!!
私の音楽人生の中でトップクラスに最高な時間でした。
とにかくアンサンブルが楽しかったです!
それぞれの楽器との対話を楽しんだり、カルテットが作ってくれた流れの中に身を委ねたり、
時に遊びながら自由に演奏することができました。
ですが、カルテットメンバーの苦労は相当なものだったと思います。
何しろオーケストラの音が四人に振り分けられているので、「これは一人何役!?」というようなハードな譜面でした。
今回久しぶりに本格的なクラシック音楽に取り組み、楽譜をじっくり読んだり、演奏テクニックを磨いたり、とにかく勉強になりました。
昨年はコロナ、コロナで、色々なことがストップし、「この一年何をしていたんだろう…」と思うこともあったのですが、
今年の初めにお話をいただいてから、緊張感や充実感のある日々を送ることができました。
今回演奏した「ヴァイオリン協奏曲第4番」は、子供のころに一度練習をしましたが、
実は第5番のほうが好みで、自分に合うなと感じていました。
今回改めて取り組んでみて…4番がお気に入りになりました♪
気持ちの良い爽快感を感じる第1楽章、歌心あふれる第2楽章、ちょっとお祭り感を感じる第3楽章…
言葉で表現するのはなかなか難しいので、ぜひ皆様に演奏動画を観ていただき、
今回のカルテット版のスペシャルなモーツァルト協奏曲をお楽しみいただきたいです。
最後に、今回の収録を行うにあたり、たくさんの皆様にご協力いただき実現できましたこと、
心より感謝申し上げます。
廣瀬綾
札幌市出身。北海道教育大学岩見沢校芸術課程音楽コース卒業。同大学定期演奏会、卒業演奏会ではソリストとして出演する。札幌市民芸術祭新人音楽会、JRタワー38そらのコンサート、三岸好太郎美術館ミニ・リサイタル、全道各地で演奏活動を行う。2009年には交換留学生としてフィンランド国立シベリウス音楽院に1年間留学。これまでにヴァイオリンを金沢裕久、大野裕司、池上依、木野雅之、富岡雅美、内田輝の各氏に、室内楽をF.キーンレ氏に師事。ハイメスアーティスト、札幌音楽家協議会各会員。現在、ヤマハ音楽教室ヴァイオリン講師。